F9PH ディーゼル機関車作りました

F9PH

F9PH ディーゼル機関車とは

F9PH は、元Baltimore & Ohio 鉄道の EMD F7・F3 を Morrison-Knudsenがメリーランド州交通局用にリビルドした機関車です。 主な改造点は、エンジンの載せ替えと客車用電源を搭載したところ。 外見的には、正面ドアなし、角形スカート、屋根に発電機のマフラーが特徴です。 側面窓(ポートホール)も塞がれてます。 導入時は5機 (MDOT #7181-7185)が存在しました。

そっくりな7100号機は、動力エンジンを撤去したAuxiliary Power Control Unitで、プッシュプル運転時に使われていたようです。

Bachmann F9動力バージョン

床下は作る気がなかったので、Bachmann の N F9の代替ボディシェルとして描きました。 このBachmannのF9は、ギア類を優先して設計されたためか、ボディが少し長めです。

maryland dot F9PH 7183

イメージしていたものに近かったので、もうこれで終わりにしようかなと思ったものの、なんか物足りない。 折角だから、DCCも載せられる動力がいいなということで、F7動力用も設計(笑)

Kato F7動力用

カトー動力バージョンは、Bachmann F9用と比べると短め。 さらに幅もBachmannより少し太め。

F7/F9 comparison
上がBachmann F9動力版, 下がKato/Bachmann F7動力用。屋根のディテールがズレてるのは気のせい(笑)

更にデカールを貼りやすくするため、側面手すりは別パーツ化。こちらもUVレジンです。とりあえず、初期型とディッチライト付きの末期型の2種類を3D出力してみました。

Maryland DOT バージョン(初期型)

F9PHリビルト直後の姿で再現。床下も銀色で好きです。(足回りは Bachmann F7)

maryland dot F9PH 7185

Chessie Sytem バージョン(架空塗装)

折角なので大好きな Chessie System 架空塗装(笑)(足回りは Kato F7)

Chessie System F9PH (Fantasy paint scheme)

Washington Central バージョン(ディッチライト有)

Washington Central Railroad (WCRC) のF9PHは、ディナートレイン用として導入されていたようです。赤い塗装がとても魅力的。(足回りは Kato F7)

WCRC 82号機( 元MDOT F9PH 7182 / CNJ 14 / B&O 4582 / B&O F7A 939 )

Washington Central F9PH 82

WCRC 84号機( 元MDOT F9PH 7184 / B&O 4472 / B&O F3A 165 )

Washington Central RR F9PH 84

82と84は、星条旗の貼り付け位置が違うようです。種車が異なるため屋根上のディテールも違う気がしますが、資料がなくて確認できず。 塗装は面倒でしたが作って良かったなと思えた塗装です。 ただ牽引する客車がありません(笑)作れって?(笑)

F9PHを作り終えて

元々はドッグノーズ型ボンネットのお絵描き練習でしたが、ある程度見れる形になって良かったです。 そう、これはドッグノーズのお絵描き練習。 ということはこのあと本命の車輌が(笑)
近々 NJ Transit E8 と Amtrak E8 4316 にチャレンジします。


memo:

出力 Anycubic Photon SE / Anycubic ABS like resin black
MDOT paint: Tamiya TS-17, グレオス黒サフ1500, 橙:独自調合
WCRC paint: Tamiya TS49(Airbrush), グレオス黒サフ1500

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